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購入費用が5割減?古本屋で絵本を買うメリット・デメリット

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絵本って、結構値段が高くないですか?


1冊が1,000円超える事も多くて、マトモに本屋さんで購入していると、地味に出費が痛いのが悩み。

可愛い子供の為とは言え、現実的に考えても、予算には限りがあります。

図書館も利用はしていますが、自分自身が読書好き&絵本好きなのもあって、できれば手元にも沢山揃えたい……うーん、ジレンマ!

でも、我が家みたいにお金持ちではない一般庶民の家庭には、欲しい絵本を全て買うというのはなかなか厳しい……でも、絵本を沢山読みたいよー!

 

そんな時に私がお世話になっているのは、古本屋のネットショップです。

 

 

 

古本屋について考えてみる

古本屋のメリット

古本は実店舗もネットショップも、状態ごとに値段が変わりますよね。

ネットショップの場合、状態についてはコンディションランクとして「ほぼ新品・非常に良い・良い・可(キズや使用感あり)」の4段階評価が明示されており、値段に反映されています。

 ほぼ新品は定価同然ですけれど、その他の値段は大体定価より3〜5割は安い。

この値段差は家計にとって大きいですよ!!

予算5,000円だと、定価の場合は絵本5~6冊ですけれど、古本ならば10冊は買えるので、思わずホクホク顔。

自分が子供の頃に大好きだったけれど、最近はあまり知られていない絵本が、8割引きの超格安で入手できた時などは、思わずガッツポーズが出ます。

 

値段が安いだけではありません。

古本屋は既に絶版になってしまった絵本でも流通しているので、通常の本屋よりも手に入れられる商品の幅が広いんですよ。

人気のある絵本は必ず古本市場に流れてきますし、珍しい絵本だって手に入るチャンスが転がっているのが、古本屋の魅力。

出版業界全体に共通する事ですが、絵本は余程の人気作やロングセラー以外は、出版から絶版までの寿命が短いんですよね。

仕方がないとはいえ、素敵な絵本だったのに本屋さんでは在庫切れや絶版でもう手に入らない……という事はよくある話。

でも、古本屋ならばワンチャンあるかもと思うと、本好きにとってはワクワクです。

 

 

古本屋のデメリット

やはり日本人特有の新しいもの好きという特性、そして衛生面が壁でしょうか?

 

子供の物は新品を、と拘る方は結構多いですよね。

特に最初のお子さんの場合は、やはり新しいものを揃えてあげたくなるし、張り切ってしまうのが親心……。

私も長男が生まれた頃は張り切りまくりでしたので、身に覚えがあります。

ただ、乳幼児の手に掛かると、絵本がすぐボロボロになっていくのを目の当たりにし、次男の頃には「どうせボロボロになるんだから」「予算も低く抑えられるし」と達観しまして、絵本も古本屋を積極的に利用するようになりました。

まあ、「本は新しくなければイヤ!」という方は、従来通り、通常の本屋さんをお勧めします。

「畳と女房は新しい方が良い」という身も蓋もないことわざがあるくらいです。

一般的には本は新しい方が嬉しいに決まってますよ、お財布事情が許すならば、本屋さんで買うのが1番かもしれません。

 

衛生面に関しましても、気にする方がいらっしゃるのは重々承知、そのお気持ちもよーくわかりますよ。

どんな子供が読んでいたかわからないし、何を触っていたかもわかりませんしね~。

でも、こちらも、子供の頃に野良猫が出入りしまくっていた砂場で毎日遊んでいた身からすれば、古本の衛生面なんぞ大した事はないっ!

そもそも、古本の衛生面を気にしていたら、不特定多数が長年使用する図書館の本も借りられないのでは……?

それでも生理的に気持ち悪いというならば、そこはもう仕方がありません。

やっぱり通常の本屋さんにて、定価購入をお勧めします。

 

 

ちなみに、私は中学生の頃から古本屋や古本街に出入りしていて、絵本・児童書専門の古本屋にもよく行っていましたから、古本に対する抵抗感は特にありません。

長男出産時は「新しいモノを揃えてあげなきゃ!」と張り切っておりましたが、元々自分自身は気にする方ではなかったんですよ。

子供の頃から服も本も大量のお下がりに囲まれてきたので、多少ボロくても全然気にならないんですよね……。

むしろ、書き込みを見つけると、却って、その本の辿ってきた経緯を面白く感じてしまうくらい。

古本屋にて、自分にとってのお宝本を見つけた時にはもうワクワク!

ですから、絵本に関する新品への拘りや衛生面については今や完全にスルーしています。

 

ただし、こればっかりは考え方次第ですからねえ~。 

私の周囲にも、読書は好きでも古本屋は生理的に無理という友人もいますし、考え方は人それぞれ。

まあ、古本屋のメリットの方が少しでも魅力的に思えたら、試しに利用してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

我が家が主に利用している古本屋

ブックオフ

今更説明するまでもなく、ブックオフは新古本屋チェーンの最大手だけあって、豊富な取扱在庫量が強み。

実店舗が全国展開しているので、実際に自分の目で探しに行くのも可能です。

取り扱っている在庫数こそ、店舗の規模に左右されてしまいますが、大型店舗ならば、絵本コーナーも充実していますね。

 

しかし、やはりお勧めなのは、ブックオフのネットストア。

公式HPにて運営しているネットストア・楽天市場店・Amazon店・Yahoo店があり、自分の使いやすいお店を選んでいただけます。

 

 

絵本だけでも万単位の在庫を検索できますから、お目当ての絵本が見つかる確率は非常に高いですよ。

大型店舗であっても、絵本だけで万単位の在庫を置いているのは超少数派で、そんなお店へ通える方も少数派でしょう。

それがネットショップならば実現できてしまうのですから、良い時代ですね!

在庫切れがあっても、さすがは大手だけあって、比較的早くに復活します。

一定額以上購入すれば送料無料、それも難しい設定金額ではありません。

私は楽天ユーザーですので、主にポイントが稼げるセール時期に楽天市場店を利用し、絵本をまとめ買いしています。

 

難点としては、コンディションランクの「可(キズや使用感あり)」がピンキリ過ぎる点。

そもそもの前提が傷んでいる品なので、仕方ないと言え、表紙が日に焼けているだけで本体は無事というケースがある一方で、本体が数ページ大きく破れているケースもあり、なかなかの振れ幅の大きさ……さすがの私もビリビリ破れまくりの絵本を前にした時は苦笑いしました。

状態を見分けるには、定価に対する値段の設定が安ければ安いほど、状態が悪いと予想するしかありません。

そこは己の勘と運を頼りましょう。

 

 

VALU BOOKS

VALU BOOKSは近年伸びてきたネット専門の古本屋で、こちらも公式ネットショップ・楽天市場店・Yahoo!店・au PAY店などが展開しています。

 

 

取扱在庫量こそ、ブックオフには3~4割劣りますが、強みはコンディションの表示!

コンディションランクが低い「可(キズや使用感あり)」の場合、1冊ごとに一言ずつの説明があるんですよ。

例えば、カバーが傷んでいる・カバーがない・小口に汚れ・書き込みがある・全体に汚れなど、どんなキズや使用感があるのか、具体的に説明してあります。

コンディションランクが同じ「キズや使用感あり」でも、状態の良し悪しがわかりやすく値段にも反映されているので、買う側としても納得して購入しやすいんですよね。

 

これ、地味ですけど、とっても嬉しいサービス~!

例えば、私は絵本のカバーはいつも外して処分してしまうので、カバーの状態不良は一切気になりません。

本体が綺麗だけれど、カバーがないというだけで、格安になっているならば、むしろ喜んで購入します。

人それぞれ古本に対する判断基準は違いますから、それを従来のランク以外でも個別で選べるというのは、かなりポイント高いですね。

私はこのサービスが気に入っているので、欲しい絵本が決まっている場合は、まずvalue booksで探して狙い撃ちをするようにしています。

 

 

色々探せば、安く買えるかも?

ちなみに、ブックオフもvalue booksも、ネットショップは公式が一番安いです。

でも、どこが一番お得かは、品揃えや送料、ポイント付与の状況次第で変わってきますから、お好みの経路でどうぞ探してみてください。

同じ絵本でも、検索結果次第では全く違う値段になるので、お得に買えた時は嬉しいですよー。

 

古本屋は町中の個人経営店も結構ありますし、他のネットショップもあります。

私は利用はした事がありませんが、メルカリなどのフリマアプリでも絵本が出品されていますよね。

工夫次第で、予算をかけずに揃えられる方法が豊富なのは、今のご時世ならではです。

 

 

まとめ

我が家の絵本は新品6割・古本4割の構成です。

作者さんや出版社への還元を考えれば、全て新品で揃えたいですが、我が家の現状ではなかなか厳しく……古本も資源の活用の一環と言い訳させてもらいながら、両方を利用している状況です。

最近出版された絵本や応援したい作家さんの絵本、長く手元に置いておきたい絵本、情報の鮮度が重要な科学絵本、舐めたり齧ったりされやすい赤ちゃん用の絵本は定価購入。

廃盤や在庫切れで通常の本屋さんでは入手困難な絵本や、子供の好みにハマるか判断がつかない絵本は古本購入。

どちらの方法にせよ、絵本を探すのはワクワクしますね!

 

もし絵本の古本を利用した事がないけれど、興味をお持ちの方は、1度お店を覗いてみてください。

お子さんと一緒に読んでみたくなる珍しい絵本と出会えるかもしれませんよー。