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【知育】我が家で実際に読んでいる図鑑25冊【おすすめ】

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我が家の9歳長男&7歳次男は、小学生向け図鑑25冊を所有しています(2023年5月時点)。

ほぼ絵本感覚で図鑑を読んでいる息子達に対する、我が家の考え方及び方針については、別記事でもご紹介させて頂きました。

 

ehonmusubi.hatenablog.jp

 

この記事では、その25冊を購入した時系列順で、簡単にご紹介!

ごく普通の一般家庭での一例として、ご参考になれば幸いです。

 

 

小学館の図鑑NEO新版『動物』DVD付き

長男3歳の誕生日にプレゼント。哺乳類を約730種類掲載(日本の哺乳類は全種紹介しているとの事)。DVD120分。基本、動物解説はイラスト中心、写真を補助的に使用しています。なお、日本で一般的なペットや家畜についても、15ページに渡って紹介していますよ。なぜか、このペット・家畜特集のみ、写真がメインです。長男5歳頃には「人間も哺乳類」と気づき、びっくりな発見だと興奮しておりました。

 

 

小学館の図鑑NEO新版『昆虫』DVD付き

長男3歳の誕生日にプレゼント。約1,400種類掲載。DVD80分。白背景に昆虫標本の写真がメインでして、イラストはほとんどありません。羽の繊細さや甲虫の体の質感などは、写真ならではのリアルさが素晴らしいです。31種類の昆虫の育ち方を紹介したコラムや、採集・飼育の特集15ページなどもあり、楽しめますよ。ただ、表紙がカブトムシ&クワガタムシなのに、肝心のクワガタムシは4ページ分あるものの、カブトムシに至っては1種類のみの掲載……。カブトムシ好きの長男からはブーイングが起こり、半年後には小学館の図鑑NEO『カブトムシ・クワガタムシ』の購入を余儀なくされました。表紙に惹かれた方はご注意を。

 

 

小学館の図鑑NEO新版『花』DVD付き

長男3歳の誕生日にプレゼント。DVD50分。植物の花部分に特化している変わり種。イラストが多くなりがちな植物の図鑑には珍しく、花の一つ一つを白背景で写真撮影をしてあるので、細部を観察しやすい工夫が光ります。目録では、花だけをドアップにした写真と少し引いた写真(もしくはイラスト)の2種類が基本。写真は緑の葉っぱが背景だと、花そのものがどうなっているのかをハッキリと見にくいので、これはわかりやすい!さすが、7年かけて撮影しただけの事はあります。道端で見かけた花をこの図鑑で探す……というのは、息子にも私にも結構難しかったですが、花の特徴を勉強するには役立ちますね。

 

 

小学館の図鑑NEO新版『魚』DVD付き

長男3歳半時に購入。約1400種類紹介。DVD70分。写真中心で、イラストはほとんどありません。魚の赤ちゃん図鑑と銘打った特集2ページは、成魚と幼魚を見比べて、その姿の違いを楽しめます。DVDには生きた深海魚リュウグウノツカイの映像が収められており、後々の長男が深海魚好きになるきっかけになりました。ちなみに、タコやイカ、甲殻類は魚ではないという理由で掲載されていませんので、ご注意を。私は、魚屋で一緒に並んでいるんんだから、全部魚図鑑に載っているだろう、と思い込んでいたので、盲点でした……。

 

 

小学館の図鑑NEO『カブトムシ・クワガタムシ』

長男3歳半時に購入。約850種類掲載。DVDは付いていません。写真中心。カブトムシ・クワガタムシ・コガネムシ類に特化しているだけあり、実物大写真は迫力あり!幼虫・さなぎの一覧ページも、なかなか実物を見られないので、興味深いです。素晴らしいのは、図鑑ができるまでの5ページに渡るドキュメント。この図鑑を企画し作るまでの経緯やコンセプト、ジャワ島・スマトラ島での取材風景などをまとめてあり、並々ならぬ昆虫愛、図鑑への情熱がぎっしり。小学館の図鑑NEOには様々な特集記事がありますが、個人的にはその中でも最も秀逸だと思いますね。

 

 

小学館の図鑑NEO新版『恐竜』DVD付き

長男4歳手前に購入。約400種掲載。DVD70分。化石自体の写真は少なめで、イラストによる想像図が中心です。ただ、子供にとっては、恐竜の世界の入口は、まず恐竜がいかにカッコイイかが重要ですから、小学生でしたら、まずはこれで充分。長男はこの図鑑がきっかけで、恐竜大好きっ子になりました。おそらく、幼稚園に通っていた3年間の中でも、図鑑の中で最も読み込んだのは、この恐竜図鑑です。なお、恐竜は次々と新しい発見、新説が出てくるので、情報を常にアップデートした方が吉。私が子供の頃とは、図鑑の内容が全く違っているので、その差には驚きます。

 

 

小学館の図鑑NEO新版『鳥』DVD付き

長男4歳手前に購入。約630種類掲載。DVD75分。イラスト中心で、写真は補助的に使用。鳥は冠毛や尾羽などの細かい違いや、羽の生え方などが重要な生き物なので、写真だと、細部が見えにくいんですよね。その意味では、イラストの恩恵を最も享受できる図鑑は、鳥図鑑かも?恐竜と鳥の関係性を扱った特集が20ページに渡って充実しています。『恐竜』とセットにすると、その進化の歴史を実感できるかもしれませんね。ちなみに、最初は長男的に微妙な扱いでした……。一応、読み込みはするものの、全体的に興味が薄いのです。近所で鳥を観察しようにも、すぐに飛んで行ってしまって、よくわからないのが原因だったらしく、小学2年生の今もおざなりな扱いですね。

 

 

小学館21世紀こども百科恐竜館

長男4歳時の頂きもの。DVDは付いていません。恐竜研究の仮説や化石発掘を巡る様々なエピソードを2ページずつ特集コラムにしてあり、その記事数は90記事以上。世界各地の化石の産地や、日本各地の恐竜博物館も紹介されています。図鑑と言うよりも、読み物としての色合いが濃く、恐竜好きにはワクワクする事間違いなし!長男、実際に読み始めた5歳からは、すぐに夢中になりました。ただし、初版が2007年で情報が少々古いのが難点。そして、既に出版社では取扱終了し、その後の後継も出ていないようです。面白い図鑑だったので、残念~。

 

 

小学館21世紀こども百科もののはじまり館

長男4歳時の頂きもの。DVDは付いていません。鉄道のはじまり、寿司のはじまり、お金のはじまり、コンピュータのはじまり……約95項目に渡る物事の起源をアイウエオ順で2ページずつ紹介してあります。図鑑というよりも読み物色が濃く、かなりニッチな部類の本ですが、大人でも「そういう事だったんだ!」と参考になるので、非常に面白いです。21世紀こども百科シリーズでも、特に人気の1冊らしいですよ。うん、読んでみて納得、これはオススメです!長男が実際に読み始めたのは、6歳の幼稚園年長になってから。2023年時点で小学4年生の長男には、書かれている全てを理解するのは難しいですが、それでも読んでいると好奇心が刺激されるようで、読むのが楽しいと申しております。

 

 

小学館21世紀こども百科宇宙館

長男4歳時の頂きもの。DVDは付いていません。ビッグバンによる宇宙の誕生から地球の誕生、地球上の生命の進化と歴史、宇宙探索への取り組みに至るまで、気が遠くなるような長い宇宙の歴史とその研究内容をコンパクトにまとめた1冊。図鑑と言うよりも完全な読み物ですね。これは対象年齢としては小学校高学年かな……?我が家の長男、実際に読み始めたのは小学1年生になってから。2023年現在では小学4年生ですが、内容が難しいので、宇宙関連の部分は7割ピンと来ていないみたいです。宇宙は人間が学ぶには、あまりにも壮大ですものね。とりあえず、今は地球上の生物史の部分を重点的に読んでいます。ちなみに、出版社では取扱終了し、後継も出ていません。

 

小学館こども大百科キッズペディア

長男4歳時の頂きもの。DVDは付いていません。文字通り、子供用百科事典ですね。読み物としてのカラーが強く、芸術・スポーツ・科学・地理など多岐に渡る約190項目をアイウエオ順で2ページずつ紹介。写真も絵も文章もしっかり詰め込んで解説されているので、大人が読んでも面白いです。子供が知識教養を身につけるには、お役立ち!長男4歳時からお気に入りページをチェックするようになり、5歳には読むページが一気に増加、7歳以降は普通に絵本感覚で読み込み、わからない事は索引を引いて調べるようになりました。個人的には、これは家にあって良かったと感じる1冊です。通常2,000~2,500円の図鑑が多い中、税込5,060円とお値段は張りますが、ページ数も多く、内容も充実していますから、その価値はありますね(我が家は頂きものでしたけど……)。

 

 

小学館の図鑑NEO+ぷらす『くらべる図鑑』

長男4歳時の頂きもの。DVDは付いていません。イラスト中心、補助的に写真を使用。あらゆるモノの大きさ・長さ・高さ・広さ・スピード……とにかく比較しまくります。数値だけではいまいち実感がなくても、ページをめくれば、各テーマごとの「違い」が比較によって一目瞭然!比較して多様性を知る事ができるという着眼点は素晴らしいアイデアですね。図鑑ブームの火付け役となった「くらべる図鑑」シリーズは、読み物としてオススメです。長男は5歳頃からわかる部分を読むようになり、7歳以降では図鑑を参考に自分も色々なものを比較してみようと試みるようになりました。シリーズも出ていますので、まずは1冊試してみるのも良いですよ。

 

 

小学館の図鑑NEO『危険生物』DVD付き

長男5歳時の頂きもの。約750種類掲載。DVD60分。「ヒトにとって、どのように危険なのか」に着目し、危険生物を刺毒・咬毒・食中毒・防御毒・吸血及び病気媒介・刺咬傷および怪我の6種類で分類しながら紹介しています。ヒグマやサメなどの分かりやすい危険生物だけでなく、植物やキノコも紹介されていて、自然界の怖さをよーく教えてくれる1冊。まさか、アサリやアサガオまで載っているとは、驚きました。写真が中心で、イラストはほとんど使用されていません。危険生物の具体的な姿形の観察ではなく、危険情報の内容伝達を目的として重視している為でしょう。症状や手当の方法を紹介した救急コラム(生物41種類分)もあるので、もしもの時に役に立つかも?長男のお気に入り図鑑です。

 

 

小学館の図鑑NEO新版『植物』DVD付き

長男5歳時に購入。約1200種類掲載。DVD75分。解説では、写真とイラストの比率は半分ずつの印象。小学館の図鑑NEO新版『花』との違いは、花部分のみならず、葉や茎、ものによっては根に至るまでの全体像を捉えている点ですね。どんぐりを見比べる特集ページや花飾りの作り方など、遊び感覚で楽しめる紹介記事もあれば、植物の仕組みなどの説明や外来種の危険性についても盛り込まれていて、読み込んでも楽しいように工夫されています。『花』と『植物』、どちらを買うかお悩みの場合は、オーソドックスな『植物』を先に買う方がいいですよ。我が家は『花』を先に買ってしまいましたが、やはり基本は『植物』の方だと感じます。

 

 

小学館の図鑑NEO新版『宇宙』DVD付き

長男6歳時に購入。DVD95分。太陽系惑星や系外惑星、恒星の紹介から、宇宙の誕生と歴史、「宇宙とは何か?」を問う内容。写真やイラストを駆使した図解を用いて、宇宙を観測する方法、宇宙進出にも触れており、小学生向けとは言え、高学年向けに感じます。直接観察できない星や宇宙の話が中心ですから、想像力と抽象的思考能力が発達していないと、理解はなかなか難しいのかもしれません。小学4年生になる9歳長男、とりあえず太陽系惑星の紹介部分を読んではいますが、詳細な説明については「むずかしい!」と首をひねっています。とりあえず、太陽系惑星の名前と位置関係は覚えて、それぞれの特徴を教えてくれますが、引力の仕組みについてはまだまだ理解の外のようですね。

 

 

講談社の動く図鑑MOVE『鉄道』

長男6歳の小学校入学時に購入。DVD64分、NHKによるドキュメンタリー映像を収録。新幹線・特急・在来線・地下鉄・モノレール・機関車など、とにかくあらゆる鉄道車両を写真とデータで紹介。豆知識コラムも豊富に挟み込み、電車の仕組みや鉄道の歴史、駅員や運転士の仕事から全国の駅弁まで、幅広い内容が網羅されています。DVDは電車の紹介のみならず、電車の作る工程の解説やドクターイエローの車内案内もされており、電車好きにはたまらない情報が山盛り。電車好きの子供にはバイブルです!

 

 

学研の図鑑LIVE『深海生物』

長男7歳時に購入。約200種類掲載。DVD50分、BBCによるドキュメンタリー映像を収録。スマホアプリによるAR(3DCG)により、指定された生き物を360度観察可能。拡大縮小も自在、写真も撮れます。ただし、観察できるのは8種類の深海生物と1隻の海底探査用潜水艦のみ……これを十分な数と捉えるか、少ないと捉えるかは判断が分かれそうですが、スマホでぐるぐる見られる魚達に、子供は大喜びしますよ。深海の仕組みや科学調査の歴史などにも3割ほどのページ数が割かれており、人類の深海に対する挑戦が今なお続いている事を学べます。

 

 

小学館の図鑑NEO新版『両生類・はちゅう類』DVD付き

長男7歳時の頂きもの。約580種類掲載。DVD110分。解説は写真中心。カエル・トカゲ・ヘビ・オオサンショウウオなど、鱗のあるのもないのも大集合。我が家では、カバー裏のトカゲ骨格標本と、オタマジャクシと卵のミニ図鑑ページが人気。個人的に驚いたのは、DVDのオマケ収録であるカエルの鳴き声図鑑ですね。カエルやヤモリの鳴き声を種類別に約1時間延々流し続け、その間の画面は動かない写真と説明文のみ……シュールなまでのカエル愛に、小学館の本気を見ました。カエルの声にこんなバラエティーがあるなんて、知らなかったです~。

 

 

講談社の動く図鑑MOVE『古代文明のふしぎ』DVD付き

長男7歳時に購入。DVD71分。写真とイラストの割合は五分五分。図鑑と言うよりも、読み物として色合いが濃い1冊。世界各地の古代文明をオリエント・古代ヨーロッパ・古代アジア・メソアメリカ・日本・アンデス・オセアニアに大別し、実際の遺跡や遺物、伝説上のものに至るまで、広く浅く紹介しています。インディ博士というキャラクターが案内人を務め、Q&Aやミニコラムを沢山散りばめて、子供が楽しめるように工夫してありますよ。他の図鑑に比べると、128ページというページ数は少なめに感じますが、DVDの内容はなかなか見応えがあります。古代文明のロマンが、歴史への関心に繋がるかも?小学4年生の長男は、いつか古代文明の謎を解くんだ、と息巻いています。

 

 

小学館の図鑑NEO『大むかしの生物』

長男7歳時に購入。DVDは付いていません。想像図と中心とするイラスト中心。以前は学研の図鑑ニューワイド『大昔の動物』を持っていたのですが、帰省中にまさかの紛失……代わりに購入したのがこちらです。先カンブリア時代から第四紀に至るまで、地質時代順に、植物・魚・恐竜・哺乳類など種類を問わず、生き物を満遍なく解説。個々にクローズアップするのではなく、その時代の全体像を捉える視点を提示しているのが特徴的で、他にはあまり見られない面白さがあります。学研の方が、人間によって絶滅した動物達のエピソードが詳しくて読み物として面白かった上に、手持ちの図鑑と被る内容が散見される為、息子達のウケはあまり良くありませんでしたが……これは内容をさらに充実させたDVD付きの新版へリニューアルしたら、化ける気がします。

 

 

講談社の動く図鑑MOVE『恐竜2 最新研究』

長男8歳時に購入。DVD25分30秒。恐竜化石の写真よりも、想像図のイラスト中心。DVDはNHKのドキュメンタリー映像を収録している関係なのか、NHKでもたびたび取り上げてきた羽毛恐竜デイノケイルスの発掘調査に貢献した、北海道大学の小林快次博士が図鑑を監修しています。2020年時点での研究結果に基づいた内容でして、通常の恐竜図鑑を補完する形態ですね。ティラノサウルス・スピノサウルス・デイノケイルス・カムイサウルスの特集記事、最新の恐竜情報とコラムで構成。多分、この数年のNHKの恐竜番組を見ていた子ならば、「これ見た事ある!これ知ってる!」の連続になるはず。実際、我が家の息子達には既視感のある内容だったようです。DVDの収録時間が短いので、少々物足りなさを感じるかも。

 

 

講談社の動く図鑑MOVE『星と星座』

長男8歳時に購入。DVD60分。解説はイラスト中心、DVDはNHKのドキュメンタリー映像を収録。タイトル通り、宇宙ではなく、星座に特化しています。春夏秋冬の星座の見方や探し方、星座を巡る物語の紹介が7割を占める星座尽くし。星座を巡るギリシャ神話や各地の伝承の紹介が中心で、科学を学ぶというよりも、教養を身につける面が強いですね。一応、太陽系惑星や天の川、恒星や星雲にも多少触れてはいますが、コラム程度ですから、理科の勉強の一環として学びたいのならば、『宇宙』の図鑑を選ぶのがおすすめです。なお、長男はこの図鑑のおかげで、ギリシャ神話に興味を抱きました。ギリシャ神話は西洋文化(特に芸術)の理解には重要な役割を果たしますから、将来的には役に立つかも?

 

 

小学館の図鑑NEO『岩石・鉱物・化石』

長男9歳時に購入。DVD80分。解説は写真中心。日常生活ではひとくくりに扱われている「石」を、天然の化学物質の結晶体である鉱物・その鉱物の集合体であり、地球を形作っている材料である岩石・生物及びその痕跡が長い年月により石化した化石、の3種類に判別して、更に細分化された石ひとつひとつの特徴(色・形状・用途・化学組成など)を紹介。まさか子供向けの図鑑でここまで詳しく石を扱っているとは驚きました。鉱物の分子構造を紹介するコラムまで載っていますからね!地球の歴史そのものと言っても過言ではない石の世界にとことん詳しくなれます。かなりニッチな図鑑ですが、石好きっ子にはオススメ。なお、9歳長男の場合、最初は華やかな宝石の紹介ページを見るだけだったのが、最近は興味が広がって、見た目が地味な岩石のページもめくるようになりました。

 

 

小学館の図鑑NEO『科学の実験』

長男9歳時に購入。DVD85分。夏休みの自由研究のネタ探しにはうってつけの図鑑。「熱」「光」「音」など12のテーマに基づいた科学実験を約200種類紹介。小学校低学年・中学年・高学年の3段階にレベル分けされており、実験の準備や方法、安全面での注意などを豊富な写真で解説。ただ実験を紹介するのではなく、その実験の原理を掘り下げたコラムを添えて、より科学への理解が深まるように工夫されています。これは子供の知的好奇心を刺激する良書。テレビや動画でお馴染みの「でんじろう先生」のサイエンスショー気分を自宅でも味わえますよ。自作の空気砲を発射するのは大人でもワクワク!

 

 

小学館の図鑑NEO『はじめての絵画』

長男9歳時に購入。DVDは付いていません。子供向け図鑑の中でも珍しい芸術系とあって、2023年の発売当時は非常に話題を集めた1冊。約2万2千年前に描かれたラスコーの洞窟壁画から1999年の草間彌生さん「かぼちゃ」に至るまで、様々な時代の日本及び国外の絵画を約360枚紹介。作者・年代・収蔵先などのデータ、時には部分図や図解を駆使したポイント解説を添え、「何が描かれ」「どのように表現され」ているのかをわかりやすく教えてくれます。単なる絵画の羅列に終わらず、絵を描く為の画材や技法、修復技術、美術館の楽しみ方や人間の「目」についても解説。大人が読んでも非常に面白くて、人気があるのも納得です。これぞ芸術の世界への入口!この充実した内容をDVDで楽しめないのは非常に残念ですが、各地に散らばる絵画を1枚のDVDにまとめるには、手間やコスト諸々が掛かりすぎるのでしょうね……。

 

 

 

まとめ

13冊目の『危険生物』からの購入・プレゼントは、ほぼ息子達からのリクエストによるものです。

まだまだ欲しい図鑑があるそうで、長男からは小学館NEO『きのこ』、次男からは講談社MOVE『まぼろしの生き物』をねだられている真っ最中。

この調子でリクエストされるなら、メインで揃えている小学館の図鑑NEOの新版を片っ端から購入しておけば良かったかも……でも、買い始めた当時はまだ新版になっていないのも多かったので、仕方ないと言えば、仕方ないんですよね。

私も図鑑を読みたいですから、どうせなら最新データで欲しかったですし……。

さて、この先何冊まで増えるのか、怖いもの見たさで楽しみです。